INTERVIEW

宇治市でヘアサロンならヘアケアが得意なHORIC(ホリック)へ

美容師になったきっかけを教えてください。

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いったん高校に進学したのだけど、「早く美容師になりたい」という気持ちを抑えきれなくて、行きつけの美容室で「どうしたら美容師になれますか?」って直接聞いてみました。

- 僕は、幼いころから普通の授業よりも手を動かすことが好きで、中学の時から友達の髪を切ったりしていました。
芸大に通っていた姉の影響もあって、“デザインする”ということにとても興味を持っていたのです。
ちょうどその頃、“カリスマ美容師ブーム”というのがあって、美容師がテレビやドラマでも取り上げられているのを見ると、ますます美容師への憧れが強まり、中学卒業時に高校ではなく美容学校に行きたいと希望したのですが家族の反対もあって、高校に進学しました。しかし、「早く美容師になりたい」という想いはつのるばかり・・・
それで、当時通っていた美容室の店長に「どうしたら美容師になれますか?」って直接聞いてみました。
すると、美容室で働きながら美容学校に通って資格を取るという道があることを教えてもらい、その道を志すことにしたのです。
当時、飲食店でバイトしていたのですが、その働きぶりなども評価してもらったこともあり、家族への説得などお世話になりましたね。
それからその店で修行を積みながら美容学校に通い、スタイリストとしてデビューを果たしました。

美容師になって良かったと思うことはなんでしょうか?

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「お客様が喜んでいただいているのがその場ですぐにわかること、感動を分かち合えることですね。中には10年以上担当させていただいているお客様も」

- 僕が、美容師になって一番良かったと思うのは、お客様が僕の施術の結果で喜んでいただいているのがその場ですぐにわかること、その感動を分かち合えることですね。
お客様から直接言ってもらえることもそうですが、今一つ反応が薄かったお客様も、後でInstagramなどのSNSに写真をアップしていたりを見ることもあり、実は新しい髪型を気に入っている様子がわかるということもあります。

中には10年以上担当させていただいているお客様もいらっしゃいます。
初めてお会いした時は、小学生だったお客様が成人式を迎えたり、最近お顔を拝見しないなと思っていたお客様が、その間にご結婚やご出産をされていたり、さらにはお客様のお子様もお客様になったりと、お客様の人生に寄り添っている感覚を得られることも嬉しいですね。

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美容師として働きながら、普段から気を付けていることはありますか?

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「それまでのスタイルにこだわらずに、よりお客様に似合って、かつ、その方らしさをより発揮することができるスタイルを、トレンドのエッセンスも取り入れつつ、今よりもお客様がより魅力的になるように、心を込めて考えますね。」

お客様自身を見て、その人の個性が活かせるヘアスタイルを作り上げる、ということでしょうか。

お客様が希望される髪型というのは、必ずしもその方にマッチするものでなかったり、髪質によっては難しかったりすることもあります。

そうした場合、ご要望にお応えできないことはお伝えするのですが、ただ“できない”だけではなく、具体的な理由を、なるべくわかりやすくお話しするとともに、代替案を必ず提案します。

あまりそれまでのスタイルにこだわらずに、よりお客様に似合って、かつ、その方らしさをより発揮することができるスタイルを、トレンドのエッセンスも取り入れつつ、今よりもお客様がより魅力的になるように、心を込めて考えますね。

それが僕の美容師としての根っこ部分にあるものです。

開業しようと思ったきっかけはなんですか?

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「自分でやりたいと思ったことを、自分の裁量でやれる環境を作ってみたらどうだろう?と思ったのです」

僕はもともと独立志向ではなかったのですが、美容師を始めて数年たつと、当時所属していたお店では出来ないことにチャレンジしたいという気持ちが芽生えてきました。

それらは僕が要望すれば通ったとは思うのですが……やはりお店の方針と違うことをするということになると、もし失敗した時にお店にかける迷惑などを考えた時に、難しい面もあるなと感じました。

しかし、僕は自分の創造性を試してみたかった。

それなら、自分でやりたいことを、自分の裁量でやれる環境を作ってみたらどうだろう?と思ったのです。ちょうど年齢も30に差し掛かるころで節目としてもちょうど良いと考えました。

もし、失敗したとしても若いうちならやり直しがきくし、そうなったら早めに開業しようと決意しました。

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開業してから苦労されたことはありますか?

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「開業してから半年くらいは、お客様が途切れたりするとやはり不安でしたね。」

僕はもともと、働くことが好きだし、楽天的なタイプではあるのだけれど、開業してから半年くらいは、お客様が途切れたりするとやはり不安でしたね。こうして廃業に追い込まれるのではないかと……
とにかく新規のお客様を呼び込もうと、スタッフと一緒にポスティングやチラシ配りをして集客したりしていました。地道な作業でしたが、スタッフたちは良くやってくれたと思います。
おかげでお客様にも恵まれるようになって、店も軌道に乗せることができた。
今、開業して5年目を迎えたこのお店があるのは、開業当時のスタッフとその時から支えてくれたお客様のおかげですね。

開業して良かったと思うことを教えてください

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「開業したことで、格段に自分が人間的に成長できたと実感しています」

やはり雇われて働いているときと比べて、お客様やスタッフに対する感謝の気持ちの重みが全然違いますね。
お客様が継続して通ってくださっていることに対する嬉しさも格段に強いし、みんな頑張ってくれているのを目の当たりにすると、彼らに対しての責任感をとても感じます。
何より、今までホリックに関わってくれたスタッフ全員が、僕のことを人間的に成長させてくれていたことが大きいですね。
僕は、開業したことで、格段に自分が人間的に成長できたと実感しています。

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ホリックはどんなお店を目指していますか

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「お客様に対しては、ナチュラルインパクトを提案、スタッフがみんなもっと個性を伸ばしてほしい。道を究めてプロフェッショナルになってほしい」

- お客様に対しては、ナチュラルインパクトを大事にしています。
- 見馴染んでいるのだけれども、良く見るとその人の個性が際立つような感じのヘアスタイルを一緒に作り上げていくのがうちのスタイルです。

スタッフに対しては、みんなもっと個性を伸ばしてほしいですね。
お客様からは「くせが強い」と言われることもあるけれど、僕から見るとまだまだ大人しいように思えます。
変にバランスを取って小さくまとまろうとしないで、基礎的なことが一通りできるようになったら自分の好きな技術—例えばパーマならパーマ、カラーならカラー—と道を究めてプロフェッショナルになってほしい。
好きなことが見つからないのであれば、楽しく仕事できる好きなことを見つけるまでもがいてほしいと言っています。

ホームページをご覧いただいている方に一言お願いします!

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「一生懸命綺麗にします!」

一生懸命綺麗にします!
逆にそれだけしかできないけれど、できる限りのことをさせてもらっています。
飽きが来ないような工夫を常に考えて実行しているので、是非来てみてください。
僕自身くせが強いこともあって、お店として個性的な部分もあるようですが、それも含めて楽しんでいただけたらと思います。

ホームページを見て来店してくださったお客様には、一生懸命技術でお返しします!
ご来店お待ちしています。

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美容師を目指す方に一言お願いいたします。

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「登った部分が長ければ長いほど、乗り越えた時に見える景色の素晴らしさは、簡単に到達できるようなものの比ではないと思います。」

最初は、みんなそれぞれ目標を掲げ、熱意を持ってこの世界にやってくると思います。
しかし働きだすと、自分が思っていたことと違うことがいろいろ出てくる。
美容師という仕事は、決して楽な仕事ではありません。むしろ他の仕事と比べてきつい部分もあるし、道のりが長い部分もあるし、登る坂も急斜面だったりする。
正解も終わりも見えない状況で続けていくのは大変かもしれません。
でも、そこを登った部分が長ければ長いほど、乗り越えた時に見える景色の素晴らしさは、簡単に到達できるようなものの比ではないと思います。
これは、登り切った人にしかわからないことなので、そこまで最初の熱意を冷まさないでいてほしい。
今の若い人は、聞き分けも良いし、真面目だし、教えたこともすぐ上手にできるような器用な人が多い。だけどもうちょっと不真面目になって、もっと自分の色を出しても良いのじゃないかなと思います。
自分に挑戦し続けて、プロフェッショナルな分野というのを確立していってほしいですね。
お客様がついてきてくれるのは、そうした自分らしさ—個性の部分にだから。
夢を持って一生懸命走ってほしいですね。