『ヘアアイロン＆コテ 基本の使い方からプロ級アレンジまで』
2018/03/27
『ヘアアイロン＆コテ 基本の使い方からプロ級アレンジまで』
ヘアスタイルが思い通りに決まった日は、それだけで気分の上がりますよね。憧れのサラサラストレートから、流行の「ゆるふわカール」まで自宅で手軽にできるのがヘアアイロンやコテです。その使い方やプロのコツをマスターしましょう。
■ヘアアイロンとコテの違い
どちらも熱によって髪をカールさせる為のアイテムです。もちろん、ストレートにも仕上げることができます。ストレート用の場合は、それ専用の物も多く見かけますね。仕上げたいヘアスタイルによって使い分けるとよいでしょう。
■基本の使い方とポイント
では、まず基本の手順をご紹介しましょう。見落としがちなポイントも合わせて見ていきましょう。
1：髪を洗う
清潔な髪に使うのが原則です。汚れがついていると髪の形状記憶力が弱くなります。
また、地肌も余分な油分や毛穴詰まりがある状態で使用すると、余計にベタ付いてしまうこともあります。
2：ヘアスタイリング剤を使用する
洗髪後、髪が半乾きの状態で、スタイリング剤をつけます。熱から髪を守る効果とスタイルキープ力の両方が備わっているものを選ぶことをおすすめします。
3：ドライヤーで完全に乾かす
スタイリング剤を付けたあと、髪を完全に乾かします。ヘアアイロンやコテは、乾いた髪に使用するのが鉄則です。濡れた状態で使うと髪表面の水分と一緒に髪内部の水分も引っ張られるようにして蒸発しきってしまいます。
髪が乾燥して痛んでしまいますので要注意です。
4：やけどに注意して使う
いよいよ、ヘアアイロンやコテでお好みの髪型に仕上げていましょう。
この時、火傷をしないよう、慣れない方は首にタオルを当てておくと良いでしょう。
■覚えておきたいプロのテクニック
〇設定温度
ズバリ、適正温度は170度です。髪のキューティクルは180度を超えると壊れてしまいます。キューティクルが壊れると、いくら上質なスタイリング剤を使っても髪は生き返りません。
しっかりカールを付けたいばかりに設定温度を高めにしてしまう方がいますが、これはNGです。気をつけましょう。
〇ヘアアイロン、コテの使い分け
ひとくにヘアアイロン・コテと言っても、カール用、ストレート用があり、カール用ならカールの太さも様々です。ヘアスタイルにこだわる方やプロはこれらを細かく使い分けています。基本的な太さは、26mm、32mm、38mmです。
ポイントは次の通りです。
・太ければ「ゆるふわ」、細ければ「カーリーヘアー」に仕上がる。
・流行の「ゆるふわ」は、セミロングなら32mm、ロングなら38mmがおすすめ。
・直毛風に仕上げたいならストレート用、自然なストレートなら38mmがおすすめ。
〇ブロッキング
思い通りに仕上げるためには、髪をパーツごとに分けるブロッキングをするべきです。
一見、面倒で手間がかかるように見えますが、実はブロッキングした方が、結果として短い時間で仕上がります。
また、ヘアアイロンやコテは、熱の伝わる範囲しか効き目がありません。
したがって、一度に挟み込む髪の量が多いと、カールもストレートもしっかりとクセ付けされません。もちろん、持ちも悪くなります。
■まとめ
ヘアアイロンやコテは、もはやプロだけのアイテムではなくて、気軽にホームユースできる時代です。基本の使い方をマスターし、そしてちょっとのコツをプラスして、思い通りのヘアスタイルを楽しみましょう。
